着物によって姿が変わる、自分が変わる

着物によって姿が変わる、自分が変わる

お正月に実家へ帰省した際、高校時代の同級生たちと会って食事をするのが私の毎年の楽しみです。
そして、その日が、年に一度着物を着る日になっています。
何故普段着物を着ないかというと、仕事をしているので着る機会がないからです。それに、一人で着付けができないということもあります。
母が何年もかけて私のために着物を買い揃えてくれたので、タンス一杯所有しているのですが、結局年に一度なので、袖を通していまいものもたくさんあります。
着物が嫌いなわけじゃなく、むしろ好きです。
着物を着て出かけると、友人はみな「とても似合うね」と言ってくれます。顔立ちが和風なので、似合うといえばそうなのかもしれませんが、着ている私自身も姿勢がピンと伸びる感じがします。日頃は適当に束ねた髪もきれいにまとめるので、いつもと違う自分のような感じがして何となく恥ずかしいような誇らしいような気持ちになります。
自然と歩き方や所作も「美しさ」を意識するので、違う筋肉や脳みそを使っている気になり、なんだか頑張っている自分に出会います。
しかし、こんな感じは実は正解ではないことに気づきました。というのも、私の親しい年配の女性が日頃から着物を着ていて、その着こなしが実に自然だからです。
聞けば、子供の頃からずっと日本舞踊を習っているとか。着物で鍛えられた立ち居振る舞いなので、洋服の時だってとてもスマートでステキです。
着物を着る時の緊張感を持続させれば、それが自然になり、その自然さが優美さにつながるのだとわかった時は、ただ外見だけの華やかさではない魅力を着物に感じました。今年の目標は自分で着付けができるようになって、着物生活を充実させることです。